R7松西小日記

　12月4日（木曜日）松野町内の小中学校の全児童生徒が一同に会し、「令和７年度森の国子ども大交流会」が開催されました。給食後に、１・２年生はバスで、３年生以上は徒歩で、会場である松野中学校体育館へ向かいました。子供たちは、中学校へ行くことをとても楽しみにしており、学校からの中学校へ向かう足取りも軽やかでした。

　コロナ禍以前は、「森の国子ども会議」として交流センターを会場に実施していたようですが、３つの小中学校で集まる形は、久しぶりとなりました。昨年度は、児童会・生徒会でオンラインでつなぎ会議を行ったのですが、今年度は、子供たちから、ぜひ中学校へ行ってみたいという願いを受けて参集型での実施となりました。３校の児童生徒を１４つの班に分け、各校の教職員もその中に入って、みんなで交流しました。

　今回、久しぶりの実施ということで、まずは、交流することを通して町内３校の小中学生の絆を深めることを目的としました。会の進行や司会は、中学生が行い、３年生の生徒会長さんの挨拶でスタートし、その後、児童会・生徒会役員が、各校の取組を簡単に説明しました。それぞれの、学校がどんなことをしているのかを知るよいきっかけになりました。

　続いて、生徒会役員が、小中学生の絆を深めるために考えたレクリエーションを行いました。最初に中学生が文化祭に歌った全校合唱を披露してくれました。松野中学校全校生徒の合唱がとてもすばらしく、歌った後の感想発表では、たくさんの子が挙手し、みんなの前で発表しました。中学生の歌声が刺激になったかなと思います。

　次に、班で円になって「にこにこ自己紹介」を行いました。中学３年生がお手本を見せてくれたり優しく声を掛けてくれたりと、小学生が安心して発言できる雰囲気を作ってくれました。少し打ち解けてきた後に、小学生からの希望であった中学校内探検を行いました。中学生に説明してもらいながら、校内を回りました。短い時間でしたが、校舎内を探検できて、とてもうれしそうでした。

　校舎内探検後は、体育館に戻り、次回の交流会でしてみたいことを話し合いました。たくさんの意見が出ていました。最後は、東小と西小の代表児童が終わりの挨拶をして終了となりました。あっという間の時間でしたが、交流会のねらいは達成できたと思います。これを機に、松野町内の子供たちが、自然と声を掛け合えるそんな光景を見られるといいなと思いました。