7月10日、「森の国山城学」の一環として、松野町の自然を舞台にした森と水の授業「水ケーション」を開催しました。講師には、元オリンピック選手の萩原智子さんと「森と未来」代表理事の小野なぎささんをお迎えし、子供たちは貴重な学びと体験を通して、自然の大切さを実感しました。
「森の授業」では、木の香りを嗅いだり、肌触りに触れたりと五感を使って森とつながっていることを学習しました。






「水の授業」では、よりうまく泳ぐための指導を受け、萩原選手との鬼ごっこやビート板を使った遊びもあり、子供たちの笑顔が輝いていました。






授業の最後には「私たちのために祖先が木を植えた」という学びを振り返りながら、次の世代のために自分たちが何をできるかを考える時間を持ちました。自然の恵みだけでなく、それを守り受け継ぐことの意味を子供たちは自分の言葉で語り合い、未来への眼差しが生まれた瞬間でした。

この体験を通して、子供たちが松野町の自然や文化に誇りと愛着を持ち、環境への関心や行動する力を育んでいくことを願っています。
萩原さん、小野さん、ありがとうございました。
7月3日(木曜日)学校保健委員会を開催しました。松野町保健福祉課の管理栄養士さんを講師にお迎えして、「バランスのとれた朝ごはんとは」というテーマでお話をしていただきました。PTA役員の皆さんをはじめ、保護者の方で参加可能な方、松野町内の学校の養護教諭・栄養教諭にも呼び掛けたところ、約30名の方に参加いただきました。
初めに、愛媛県内の小学校4年生及びその保護者を対象にした調査結果から子供たちの朝ごはんに対する現状についてお話いただきました。9割近くが毎日食べているという結果でしたが、主食・主菜・副菜を揃えて食べていたのは3割に満たないことが分かりました。朝ごはんの役割や効果は、理解しているけれど、バランスのとれたというと難しいなと思いました。
次に、バランスのよい朝ごはんとはどういうものか説明していただき、その後、手軽にバランスを整えるためのヒントを教えていただきました。いくつかのヒントの中で、できることから取り組んでみようと思いました。
もうすぐ子供たちが楽しみにしている夏休みです。夏季休業中は、給食がありません。ふだん給食で接種している栄養が摂れなくなります。夏休み前に、子供たちにも、朝ごはんの役割や効果を伝えたいと考えています。



2時間目に5年生の研究授業がありました。この時間、全学年が俳句指導でお世話になっている方をゲストティーチャーとして招き、一緒に学習を進めました。
国語科の「季節の言葉②」は、年4回ある内容で今回はその2回目。「夏の夜」を手本に「夏といえば何」というテーマで考えていきました。
最初に「夏」について書かれた「枕草子」の文章や高浜虚子、飯田龍太の俳句、夏の言葉を参考にし、自分が感じる夏を短作文に表現していきました。5年生が感じる夏には「夏休み」「花火」「そうめん流し」「暑さ」などがありました。夏を感じる場面を思い出しながら、感じたことや考えたことを書いていきました。
最後に、最近作った俳句の中から発表したい句を一つ選んで、講師の先生と一緒に俳句相撲を行いました。参観した先生方も一緒に参加させていただきました。
松野町は俳人「芝不器男」を生んだ俳句の町であり、子供たちは日頃から俳句に親しんでいます。毎回、私たち教職員も講師の先生から、多くのことを学ばせていただいています。








